| 『猿の惑星 征服』 原題:CONQUEST
OF THE PLANET OF THE APES 公開:1972年
1991年、北アメリカ。
徹底した管理体制化にある大都市。
アーマンドとシーザー(コーネリアスとジーラの子供)が、サーカスの宣伝に訪れる。
(前作でマイロと名づけられたのだが・・・。)
猿が奴隷として使役されている光景にショックを受けるシーザー。
1983年に宇宙飛行士が持ち込んだウィルスで犬と猫が絶滅したため、人類は猿を
ペットとして飼い始めたが、やがて訓練すれば使えることがわかったのだ。
人間は「Do!」(やれ)と「No!」(ダメだ)という言葉で猿に命令を聞かせていた。
警官が暴力的に猿を押さえつける様子を見たシーザーは、思わず「汚い人間ども!!」
と叫んでしまう。猿が喋ったと詰め寄る警官に、自分が言ったと取り繕うアーマンド。
シーザーの身代わりとなって出頭したアーマンドは、知事のブレックから厳しい尋問
を受ける。彼は、コーネリアスとジーラの子供が今も生きているのではないかと疑って
いた。あくまでもシラを切るアーマンドは拘留されてしまう。
もはやサーカスに戻れないシーザーは、港で陸揚げされる輸入猿の檻に紛れ込む。
シーザーは猿の訓練所を経て、優秀な猿としてオークションにかけられ、ブレックに
買い取られる。辞書から名前を選べと言われたシーザーは、自分の名を指し示す。
アーマンドは、コルプ警視正の過酷な尋問の末、ウソ発見器にかけられたため、窓
から身を投げて自殺する。そのことをブレックたちの会話から聞いたシーザーは、
誰もいない夜の街で涙を流し咆哮する。
シーザーの密かなる逆襲が幕を開けた。
彼は猿たちに反抗することを教え、アジトに武器となるものを集めさせていった。
コルプは、インドネシアからの積み荷の中に、現地にはいないはずのチンパンジー
が紛れ込んでいたことを突き止める。
捕らえられたシーザーは電流で処刑されるが、知事の側近マクドナルドの機転で
難を逃れ、死んだふりをしてブレックを欺く。黒人のマクドナルドは、奴隷の身分に
ある猿に同情していたのだ。
シーザーに率いられた猿たちの叛乱が遂に始まった・・・!!
夜の街を火の海に変え、警官隊を次々と蹂躙していく猿の軍団。
司令部に到達したシーザーは、ブレックを引きずり出す。
「暴力で自由が勝ち取れるのか?」と問うマクドナルドに対し、「明日には五大陸
の猿が立ち上がり、人類が滅亡するまで闘うだろう」と力強く応じるシーザー。
ブレックを取り囲んだ猿が彼を殺そうとすると、チンパンジーのリザが「No・・・」と
ただたどしく言葉を発する。シーザーは翻意し、「人間を許し、奴隷として生かそう」
と猿たちに語りかける。
シーザーは、今宵『猿の惑星』が誕生したことを、高らかに宣言するのだった。 |