今年、2003年に何が起きるか御存知ですか?
鉄腕アトムの誕生? それもあります。でも、もうひとつ大切なイベントを忘れちゃいませんか?
そう、シーザーがミュータントの襲撃を退け、人類と共存の道を歩み始めるのが2003年なのです。
え、何言ってんだかかわからない? そんなアナタに是非紹介したい、『猿の惑星』シリーズを。

1968年に公開された『猿の惑星』は、同年公開の『2001年宇宙の旅』と並ぶSF映画の金字塔と
して、確固たる評価を得ています。今でも数年置きにTVの洋画劇場で放送されるため、ご覧に
なったことのある方も多いと思います。
大人気を博したこの作品は、1973年の『最後の猿の惑星』まで次々に続編が製作され、全5作の
壮大なサーガを構成しています。ところが、作を経るごとに予算とスケールが縮小されていき、TV
のゴールデンタイム枠で放送されるのも、せいぜい『続 猿の惑星』まで。その先の物語を知る人
は案外と少ないのではないでしょうか?

このコーナーでは、段々セコくなっていく過程も含めて、同シリーズを偏愛してやまない筆者が、
シリーズ全5作のストーリーを紹介するとともに、以前から引っかかりを感じていた、ある定説に
対して異論を表明させていただきます。

それは、『猿の惑星』サーガはループじゃない!! ということです。

同シリーズについて書かれたものを読むと、必ずと言っていいほど、「未来と過去がつながり、
ループを
形成している」という記述に出くわします。たしかに、現代から未来へ、そして未来から
現代へと二度のタイムスリップが描かれていますが、決して同じ歴史がグルグル廻るループに
はなっていないと思うのです。

結論としては、「タイムスリップによって別の時間軸に突入し、未来が変わった」ということです。
それを検証していきたいと思います。

また、同シリーズに影響を与えたと思われる先行作品の数々も紹介します。

なお、論考の展開上、すべての作品についてオチまで記述しておりますので、御容赦ください。

それじゃ、いってみよう!! 合言葉は、APE SHALL NEVER KILL APE!!




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